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金融業界に強い転職エージェントおすすめ13選|目的別の比較や選び方のポイントまで解説
異業種転職

金融業界に強い転職エージェントおすすめ13選|目的別の比較や選び方のポイントまで解説

金融業界への転職を成功させるには、業界に精通した転職エージェントの活用がおすすめです。

銀行・証券・保険・FinTechなど、金融業界は専門性が高く、企業ごとに求めるスキルや適性が異なります。

そのため、業界理解が深く、非公開求人や独自ネットワークを持つエージェントを選ぶのが重要です。

本記事では、金融業界に強い転職エージェント13社を厳選し、目的別に紹介します。

あわせてエージェントの選び方・転職市場の最新トレンド・成功のコツまで解説しますので、ぜひ最後までお読みください。

目次

【金融業界全般】金融業界に強い転職エージェントおすすめ4選

金融業界での転職を目指すなら、専門知識を持つ転職エージェントの活用がおすすめです。
ここでは、金融業界に強いおすすめエージェント4社を厳選してご紹介します。

マイナビ金融エージェント

マイナビ金融エージェントは、金融業界専門チームを設けたマイナビ運営の転職エージェントです。

メガバンクや証券会社、保険・FinTechなど各分野出身のアドバイザーが在籍し、 専門性の高いキャリア提案が受けられます。

マイナビ金融エージェントの特徴

  • 金融業界出身のアドバイザーが多数在籍
  • 銀行・証券・保険・不動産金融・FinTechまで幅広く対応
  • サイト非公開の独占求人を多数保有(大手・商社系ファイナンス部門など)
  • 書類添削・面接対策を含む手厚い選考サポート
  • 第二新卒・未経験のキャリアチェンジも支援
項目内容
会社名株式会社マイナビ(Mynavi Corporation)
設立1973年(昭和48年)8月15日
所在地東京都千代田区一ツ橋一丁目1番1号
事業内容求人・採用支援事業、転職支援、有料職業紹介、広告・出版、教育研修、コンサルティング事業など
公式サイトhttps://mynavi-agent.jp/finance/

専門性・安心感・求人網羅性の三拍子がそろった、 「金融業界転職の王道」といえるエージェントです。

doda

doda

参考:doda

dodaは、求人検索・スカウト・エージェントの三機能を兼ね備えた総合型転職サービスです。

金融専門職カテゴリが細かく分かれており、投資銀行や運用、審査など、希望分野に合った求人を効率的に探せます。

dodaの特徴

  • 求人数は公開25万件超、非公開含め約28万件規模(2025年10月時点)
  • 「金融専門職」カテゴリで約2,400件の求人を掲載
  • 転職フェアや業界セミナーなど、イベントも充実
  • 検索・スカウト・エージェントサポートをワンストップで利用可能
  • 未経験~経験者まで幅広い層に対応
項目内容
会社名パーソルキャリア株式会社(PERSOL CAREER CO., LTD.)
設立1989年6月(旧社名:インテリジェンス)
所在地東京都港区麻布台一丁目3番1号 麻布台ヒルズ 森JPタワー21階
事業内容人材紹介サービス、求人メディアの運営、転職・就職支援、採用・経営支援、副業・兼業・フリーランス支援サービスの提供
公式サイトhttps://doda.jp/

dodaは、求人検索・スカウト・エージェントの三機能を兼ね備えた総合転職サービスです。

母集団が広く、効率的に情報収集できるため、金融業界の求人を幅広く比較・検討したい人におすすめといえるでしょう。

リクルートエージェント

リクルートエージェントは、国内最大級の求人件数と転職支援実績を誇る総合エージェントです。

銀行・証券・保険業界はもちろん、経営管理・リスク・コンプライアンスなど、管理系・企画系ポジションにも強みを持ちます。

リクルートエージェントの特徴

  • 金融業界含む総求人数・非公開求人数で国内最大級
  • 面接力向上セミナー・職務経歴書テンプレなど充実の支援ツール
  • 年収交渉の強さに定評・ハイクラス転職にも対応
  • 初めての転職でも丁寧なフォローで安心
項目内容
会社名株式会社リクルート(Recruit Co., Ltd.)
設立2012年10月1日(リクルートホールディングス分社化により設立))
所在地〒100-6640 東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー
事業内容マーケティング・マッチング・テクノロジー事業、就職・転職支援サービス
公式サイトhttps://www.r-agent.com/

リクルートエージェントは、選択肢を広げたい人・スピード感を重視する人に最適です。

業界横断でチャンスを最大化できるでしょう。

コトラ

コトラ

参考:コト

コトラは、金融・コンサル領域に特化したブティック型転職エージェントです。

投資銀行、PE・VC、M&A、リスク・監査などのハイエンド職種に強く、専門性を生かした年収アップを狙う人に向いています。

コトラの特徴

  • 金融×コンサルの専門エージェントとして高い評価
  • IBD、PE/VC、AM・リサーチ、FAS・M&A領域に強い
  • コンサルタントが業界出身者で、面接・報酬のリアルな情報を共有
  • 外資系・日系大手・ブティック企業まで広く網羅
項目内容
会社名株式会社コトラ(Kotora Co., Ltd.)
設立非公開(決算期:12月)
所在地〒106-0041 東京都港区麻布台1-3-1 麻布台ヒルズ森JPタワー11階
事業内容金融・コンサル業界特化の人材紹介事業、経営・採用コンサルティング
公式サイトhttps://www.kotora.jp/

コトラは、専門性を武器に高難度ポジションや年収アップを目指す人に最適で、外資・ハイエンド層との接続力も抜群といえるでしょう。

【年収アップを狙う人向け】金融業界に強い転職エージェント4選

年収レンジを一段引き上げたいなら、ハイクラス案件の保有力と交渉力に強みのあるサービスを活用するのが近道です。

ここでは、管理職・専門職・エグゼクティブまで対応できる4社を厳選しました。

JACリクルートメント

JACリクルートメントは、ハイクラス・管理職・専門職に強い転職エージェントです。

企業の経営層と近い情報網と両面型コンサルで、精度の高いマッチングと条件交渉に定評があります。

JACの特徴

  • 創業約半世紀のハイクラス特化で実績豊富
  • 経営層と直接つながる体制で背景情報・条件交渉に強い
  • 金融・コンサル・外資ほか、業界・職種別の専門チームが伴走
  • 両面型コンサルでミスマッチを低減、ポジション新規創出の提案力
  • 中長期のキャリア形成まで見据える伴走スタイル
項目内容
会社名株式会社ジェイエイシーリクルートメント(JAC Recruitment Co., Ltd.)
設立1988年3月7日
所在地〒101-0051 
東京都千代田区神田神保町1-105番地 神保町三井ビルディング14階
事業内容人材紹介(ハイクラス・管理職・専門職)、採用コンサルティング
公式サイトhttps://www.jac-recruitment.jp/

JACリクルートメントは、経営層との直接ネットワークと高い専門性で、金融業界でのキャリアアップを実現したい人に最適なエージェントです。

ビズリーチ

ビズリーチ

参考:ビズリーチ

ビズリーチは、企業やヘッドハンターから直接スカウトが届くハイクラス転職サービスです。

受け身でも高待遇の打診に出会え、年収・役割のレンジを広げられます。

ビズリーチの特徴

  • スカウト型の代表格。企業・ヘッドハンターから直接オファー
  • 想定外の高待遇ポジションに出会いやすく年収アップ事例多数
  • 金融・コンサル・商社・IT・外資など大手中心にスカウトが豊富
  • 市場価値の把握・比較検討がしやすいプラットフォーム
項目内容
会社名株式会社ビズリーチ(運営:ビジョナル株式会社)
設立2007年8月
所在地〒150-0002東京都渋谷区渋谷2-15-1
事業内容ハイクラス向けスカウト型転職プラットフォームの運営
公式サイトhttps://www.bizreach.co.jp/

ビズリーチは、スカウト型で効率よくチャンスを広げたい人や、金融業界で年収アップを狙うハイクラス層におすすめです。

リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウトは、スカウト型で企業・エージェントから直接オファーが届くサービスです。

登録~面談までサクサク進み、非公開・エグゼクティブ案件の打診もあります。

リクルートダイレクトスカウトの特徴

  • リクルート運営のスカウト型で効率的にオファー獲得
  • レジュメ自動生成・チャットで登録~面談がスピーディ
  • 年収600万〜2,000万円超まで幅広く、金融の管理職・専門職が豊富
  • 非公開・エグゼクティブ案件が多く年収アップ狙いに最適
項目内容
会社名株式会社リクルート(Recruit Co., Ltd.)
設立2012年10月1日(分社化により設立)
所在地〒100-6640 東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー
事業内容マーケティング・マッチング・テクノロジー事業/転職支援サービス
公式サイトhttps://directscout.recruit.co.jp/

リクルートダイレクトスカウトは、非公開求人やエグゼクティブ案件を狙いたい金融人材にとって、最短ルートで高収入転職を実現できるサービスといえるでしょう。

パソナキャリア

パソナキャリアは、金融専任の支援体制と丁寧な伴走が強みの総合エージェントです。

非公開求人が多く、内情を踏まえた面接対策・年収交渉で内定率を高めます。

パソナキャリアの特徴

  • 年収800万円以上のハイクラス案件多数、非公開求人も豊富
  • 金融専任のコンサルが書類・面接・年収交渉まで一気通貫
  • 募集背景・評価軸など“内側情報”に基づく実践的対策
  • ミドル〜ハイシニアのキャリア再設計にも相性◎
項目内容
会社名パソナ株式会社(PASONA Inc.)
設立1976年2月16日
所在地東京(本部)
〒107-8353
東京都港区南青山3-1-30 PASONA SQUARE 8階
事業内容人材紹介・転職支援、採用支援、アウトソーシング等
公式サイトhttps://www.pasonacareer.jp/

パソナキャリアは、サポートの丁寧さと交渉力を重視する金融プロフェッショナルにおすすめの転職エージェントといえるでしょう。

【外資系金融向け】金融業界に強い転職エージェント3選

ランスタッド

ランスタッドは、外資系・グローバル企業への転職支援に強い総合人材サービス企業です。

年収600万円以上のハイクラス求人を中心に、英語を活かすポジションや金融バックオフィス職など幅広い領域をカバーしています。

ランスタッドの特徴

  • 外資・グローバル企業への転職支援実績が豊富
  • 年収600万円以上のハイクラス求人が中心
  • 金融・管理・営業など幅広いポジションに対応
  • 全国92拠点で地域・業界を問わず支援可能
  • 企業情報に明るく、条件交渉や選考準備に強い
項目内容
会社名ランスタッド株式会社(Randstad K.K.)
設立1980年8月
所在地〒102-8578 
東京都千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニガーデンコート21F
事業内容人材派遣サービス、人材紹介サービス、テクノロジーサービス、アウトソーシング、人事サービス
公式サイトhttps://www.randstad.co.jp/
(参考:ランスタッド

ランスタッドは、グローバルな環境で活躍したい金融人材や外資系志向の方に最適なエージェントといえるでしょう。

ロバート・ウォルターズ

ロバート・ウォルターズは、世界31カ国に展開する外資系人材紹介会社です。

金融・M&A・経理財務などの専門職に強く、給与交渉やオファー条件にも精通しています。

ロバート・ウォルターズの特徴

  • 世界31カ国で展開するグローバル人材紹介会社
  • 金融・M&A・経理財務・法務など専門職支援に強い
  • 英語面接・英文レジュメ対策などバイリンガル転職に対応
  • 採用担当者とのネットワークを活かした条件交渉力
  • 東京・大阪の2拠点で全国対応
項目内容
会社名ロバート・ウォルターズ・ジャパン株式会社(Robert Walters Japan K.K.)
設立1985年(日本法人設立:2000年)
所在地東京本社
〒150-0002
東京都渋谷区渋谷3-12-18 渋谷南東急ビル14階
事業内容金融・製造業・IT・法務・経理などの専門職人材紹介
公式サイトhttps://www.robertwalters.co.jp/
(参考:ロバート・ウォルターズ

ロバート・ウォルターズは、英語を活かしたグローバルキャリアや外資金融でのキャリアアップを目指す人におすすめです。

エンワールド・ジャパン

エンワールド・ジャパンは、外資系・日系グローバル企業のハイクラス転職に特化したエージェントです。
外資系主要企業の約9割と取引実績を持ち、英語力を生かした転職支援や年収交渉に強みを持っています。
22カ国籍以上のコンサルタントが在籍し、多様な業界の採用課題に対応可能です。

エンワールド・ジャパンの特徴

  • 外資・日系グローバル企業に特化したハイクラス支援
  • 外資主要企業の約9割と取引実績あり
  • 英文レジュメ作成・英語面接・年収交渉まで総合支援
  • 各業界に精通した多国籍コンサルタントが在籍
  • 東京・大阪・名古屋の3拠点展開で全国対応
項目内容
会社名エンワールド・ジャパン株式会社(en world Japan K.K.)
設立1999年(旧:ウォールストリートアソシエイツ株式会社)
所在地東京本社
〒104-0031
東京都中央区京橋3-1-1 東京スクエアガーデン12階
事業内容グローバル人材紹介・派遣・RPO(採用代行)サービス
公式サイトhttps://www.enworld.com/
(参考:エンワールド・ジャパン

エンワールド・ジャパンは、グローバル人材として金融業界で長期的にキャリアを築きたい人に最適なエージェントといえるでしょう。

【金融コンサル志向】金融業界に強い転職エージェント2選

金融業界の中でも、戦略コンサル・M&A・PEファンドなど専門性の高い領域に挑戦したい人には、業界知見と支援実績を兼ね備えたエージェントの存在が不可欠です。 

ここでは、金融・コンサル両分野に精通し、ハイクラス転職を成功へ導く2社を紹介します。

アサイン

アサイン

参考:アサイン

アサインは、20〜30代の若手ハイエンド層に特化した転職エージェントです。

金融・戦略コンサル・外資系の高難度ポジションに強く、自己分析〜内定まで独自プラットフォームで一気通貫支援します。

アサインの特徴

  • 若手ハイクラス特化(金融・戦略コンサル・外資に強い)
  • キャリア分析〜選考対策までプラットフォーム×面談で伴走
  • DX・M&Aなど成長領域の案件に精通
  • 中長期のキャリア形成を前提に、無理な応募促進なし
項目内容
会社名株式会社アサイン(Assign Inc.)
設立2016年12月27日
所在地東京本社東京都千代田区霞が関3丁目2-5
事業内容若手ハイエンドの転職サイト「ASSIGN」
転職エージェント「ASSIGN AGENT」
就活サイト「ASSIGN新卒」
若手向けコーチング「ASSIGN ACADEMY」
採用管理システム「PERSONA」
キャリアメディア「ASSIGN MEDIA」
公式サイトhttps://assign-inc.com/

アサインは、若手のうちに伸びる領域×自分の強みを掛け合わせたい人に最適のエージェントといえます。

アンテロープキャリアコンサルティング

アンテロープキャリアコンサルティングは、PE・金融・コンサル・ポストコンサル専門のハイキャリア転職エージェントです。

金融機関やPEファンド、M&Aアドバイザリーなど専門性の高い分野に強みを持ち、専任コンサルタントが長期伴走します。

アンテロープの特徴

  • PE・金融・戦略コンサルに特化したハイキャリア支援
  • 専任コンサルタントが長期伴走しキャリア形成を支援
  • 金融・コンサル出身者のキャリア転換実績が豊富
  • M&A・投資・PEファンドなど専門領域に精通
  • 高難度ポジションへの挑戦をサポート
項目内容
会社名アンテロープキャリアコンサルティング株式会社
設立2002年4月1日(営業開始日)
所在地〒100-0011 
東京都千代田区内幸町2-2-2 富国生命ビル15F
事業内容個人向け:キャリアコーチング、適職紹介、転職活動支援、セミナー
企業向け:採用コンサルティング、人材紹介
公式サイトhttps://www.antelope.co.jp/

アンテロープは、専門性で年収レンジを引き上げたいハイキャリア志向の人に心強いパートナーとなるでしょう。

金融業界転職市場の展望と採用トレンド

2025年の金融業界は、金利上昇や資産運用立国政策、DX推進などの影響を受けて大きな転換期を迎えています。

銀行・証券・保険・FinTechを中心に採用意欲は回復傾向にあり、特にM&Aや資産運用、リスク管理など専門性の高い人材需要が拡大しているためです。

ここでは、金融業界の最新採用トレンドと今後注目される職種・スキル領域を詳しく見ていきましょう。

銀行・証券・保険・FinTechの採用トレンド

2025年下半期の金融業界は採用意欲が高く、M&A・不動産ファイナンス・資産運用などの成長領域で人材ニーズが拡大しています。

金利上昇による収益改善や、金融庁の「資産運用立国」政策が背景にあり、投資・運用・リテール営業・プライベートバンカーなどの採用が増加しているためです。

さらに、ESG投資・NISA・iDeCoなど個人資産形成関連の需要も広がっています。

主な採用動向は、以下のとおりです。

  • 銀行業界
    • 法人営業・リテール営業・プライベートバンカー職の採用が活発
  • 証券業界
    • 投資銀行業務やM&Aアドバイザリーで経験者の争奪が続く
  • 保険業界
    • リスク管理・商品企画など専門職の採用を強化
  • FinTech分野
    • AI・データ分析・DX推進担当などデジタル金融人材を積極採用
  • 共通トレンド
    • ESG・サステナブルファイナンス・金融教育領域でも求人が増加

今後も「政策 × 運用 × テクノロジー」を軸に採用は堅調に推移し、運用・ファイナンス・教育関連職は特に伸びやすい傾向だと考えられます。

(参考: 金融庁「資産運用立国」方針(2025年1月)doda転職市場予測2025下半期

外資系・日系で変わる人材需要と報酬レンジ

2025年の金融業界では、外資系・日系で採用方針や人材評価の軸が大きく異なっています

外資は実績重視・成果主義型の採用を維持する一方、日系は安定性とマネジメント人材の強化に力を入れているためです。

両者の採用・報酬動向の違いは、以下が挙げられます。

観点外資系金融日系金融
採用職種M&A・投資銀行・
アセットマネジメント
営業・管理職・リスク管理・IR
採用基準実績・スピード・成果主義専門性・安定性・マネジメント力
評価傾向即戦力・数字貢献を重視長期的視点・誠実性・
ガバナンス重視
報酬レンジ成果連動・変動幅が大きい固定給中心・制度改正による底上げ
最近の変化成果連動・変動幅が大きい英文開示義務化により法務・
IR職が増加

政策と制度改革の両面から評価基準が明確化し、外資は成果主義を深化、日系は専門性と誠実性の両立を図る流れが続いています。

英語力・法務・ガバナンスなど国際対応スキルを持つ人材は、今後どちらの企業でも市場価値が高まるでしょう。

(参考: 金融庁「資産運用立国」方針(2025年1月)doda転職市場予測2025下半期

今後伸びる職種・スキル領域

2025年以降の金融業界では、「政策 × テクノロジー × 専門性」を軸に採用市場が拡大しています。

金融庁が掲げる「資産運用立国」方針に加え、デジタル化・ESG対応が進むことで、ファイナンスやリスク管理、テクノロジー関連職の採用が活発化しているためです。

今後特に需要が高まる職種・スキル領域は以下が挙げられます。

  • ストラクチャードファイナンス/プロジェクトファイナンス/LBOファイナンス
  • ESG・サステナブル金融・インパクト投資
  • 金融DX・AI・データ分析・FinTech関連
  • M&A・事業承継・財務コンサルティング
  • リスク管理・AML/CFT・サイバーセキュリティ
  • IR・ガバナンス・法務・監査関連職

また、層によって求められる人材像は、次のとおりです。

重視されるスキル・特性
若手層ポテンシャル・論理的思考力
ミドル層専門性・キャリアの親和性
ベテラン層マネジメント経験・実績・数値成果

ESGやDX、M&Aなどの成長領域に近いキャリアほど市場価値が高まりやすく、金融業界全体が専門性と社会性を両立した人材を求める方向に進んでると考えられるでしょう。

(参考: 金融庁「資産運用立国」方針(2025年1月)doda転職市場予測2025下半期

金融業界への転職でエージェントを選ぶポイント

金融業界への転職では、エージェント選びが結果を大きく左右します。

非公開求人の多さや支援実績、担当者の専門性によって、紹介される企業や年収水準が大きく変わるためです。

ここでは、金融業界に強いエージェントを見極めるための3つのポイントを解説します。

非公開求人や独占求人をどれだけ保有しているか

金融業界の転職では、非公開求人や独占求人の保有数が多いエージェントを選ぶことが大切です。

非公開求人は、年収アップやポジション採用など優良案件が集中する領域のためです。

また、一般公開されない分、応募倍率が低く、企業とのマッチング精度が高い傾向にあります。

チェックポイント

  • 公開求人数だけでなく「非公開・独占求人の割合」を確認する
  • 外資・日系・ベンチャーなど、どの分野の案件に強いかを把握する
  • 金融機関との独自ルートを持つエージェント(例:大手・PEファンド・FinTechなど)を優先する

好条件の案件を効率よく比較したいなら、独占・非公開求人に強い金融専門エージェントを選びましょう。

金融業界への転職支援実績が豊富かどうか

金融業界を目指すなら、支援実績が豊富で、企業との関係性が深いエージェントを選びましょう。

実績があるほど、企業側の採用ニーズや面接傾向を把握しており、通過率を上げるサポートが受けられるためです。

判断基準

  • 金融業界での支援件数・内定実績を公表しているか
  • 担当者が銀行・証券・保険など業種別に専門知識を持っているか
  • 過去の成功事例やサポート内容を具体的に説明してくれるか

実績の豊富なエージェントは、求人紹介だけでなく書類・面接対策を業界水準に合わせて最適化してくれます。

初心者でも安心して進められるサポート体制が整っているかを確認しましょう。

面談サポートや情報提供の質が高いか

転職活動の質を左右するのは、面談対応の丁寧さと情報提供の正確さです。

金融業界の転職は専門知識が求められるため、担当者の理解力や提案力が結果に直結します。

チェックポイント

  • 職務経歴書や推薦文の添削を丁寧にしてくれるか
  • 企業情報・選考傾向・面接対策を具体的に共有してくれるか
  • 転職後のフォロー(定着支援・キャリア相談など)があるか

担当者は「どれだけ伴走してくれるか」を基準に、相性の良いエージェントを選びましょう。

転職エージェントを活用して金融業界転職を成功させるコツ

金融業界で理想のキャリアを実現するためには、転職エージェントをうまく使いこなすことが重要です。

ここでは、金融業界転職を成功させるための3つの活用ポイントを紹介します。

複数エージェントを併用して情報を比較する

金融業界への転職では、複数のエージェントを併用して情報を比較するのが成功の近道です。

エージェントごとに保有求人やサポートの強みが異なるため、複数登録することで情報の偏りを防げます。

効果的な併用方法は以下のとおりです。

  • 「総合型」と「金融特化型」を組み合わせる
    • 総合型:求人数が多く、未経験者・キャリアチェンジに強い
    • 特化型:金融知識・専門求人・非公開案件に強い
  • 同じ業種でもエージェントごとに提示される求人条件を比較する
  • 応募戦略や書類添削の提案内容を比べ、自分に合うサポート体制を見極める

幅広く情報を得たい人は「総合型+金融特化型」の併用が最も効率的な活動ができます。

主体的に行動し、選考対策を積極的に活用する

転職活動では、エージェント任せにせず、主体的に動く姿勢が成功を左右します。

エージェントはあくまでサポート役であり、意欲的に行動する人ほど優先的に非公開求人を紹介されやすくなるためです。

主体的に進めるためのポイント

  • 連絡には迅速に返信し、意欲を見せる
  • 自分でも求人を検索し、業界研究を並行して進める
  • 提案を鵜呑みにせず、キャリア軸と照らし合わせて判断する
  • 選考対策(職務経歴書添削・模擬面接など)を積極的に受ける

サポートしてもらうだけでなく、一緒に戦略を立てる意識を持つことで、選考突破率が高まります。

特に金融業界では、ロジカル思考や誠実な対応が評価されやすいため、主体的な姿勢が大きな武器となるでしょう。

キャリアアドバイザーと密にコミュニケーションを取る

金融業界の転職をスムーズに進めるには、キャリアアドバイザーとの継続的なコミュニケーションが欠かせません。

希望条件や状況を共有することで、より精度の高い求人提案や選考フォローを受けられるためです。

良好な関係を築くためのコツ

  • 転職状況や希望条件の変化をこまめに伝える
  • 面接結果や感想を共有し、次回の対策に活かしてもらう
  • 担当者に対して感謝やフィードバックを伝え、信頼関係を築く
  • 返信スピードや対応姿勢を意識し、誠実さを印象づける

キャリアアドバイザーはパートナーのため、密な連携を取れれば、条件交渉や面接調整などのサポートを最大限に活かせるでしょう。

金融業界への転職に関するよくある質問

ここでは、転職活動を始める前に知っておきたい代表的な3つの質問に回答します。

金融業界の転職に有利な資格はありますか?

金融業界では、業界ごとに評価される資格が異なりますが、FP(ファイナンシャルプランナー)や証券外務員資格は多くの分野で有利に働きます。

主な業界別に見ると、以下の資格が評価されやすいです。

業界有利な資格理由
銀行FP・証券外務員・銀行業務検定顧客の資産相談に必要な基礎知識を証明できる
証券証券外務員(必須)・証券アナリスト・投資診断士運用・分析スキルを示せる
保険保険募集人資格(必須)・FPコンサル提案力・信頼性の高さを示せる

資格は必須条件ではありませんが、専門知識を学ぶ姿勢を示せると評価につながります

特にFPは、銀行・証券・保険すべてで活かせる汎用性の高い資格です。

未経験でも金融業界に転職できますか?

未経験でも金融業界への転職は十分可能です。

金融業界では、専門知識そのものよりも学習意欲・誠実さ・論理的思考が重視されます。

未経験から金融業界へ転職する場合、以下のような取り組みが有効です。

  • 金融商品の基礎知識や経済ニュースを日常的にチェックする
  • 営業・販売・企画職などで培った分析力・提案力・数字意識をアピールする
  • 「未経験歓迎」「ポテンシャル採用」に強い転職エージェントを活用する
  • 面接では「なぜ金融業界か」「どんな強みを活かせるか」を具体的に伝える

学び続ける姿勢と自分の経験を金融の価値に結びつける視点を持つと、未経験でもチャンスはあるでしょう。

金融業界の転職時期はいつが狙い目ですか?

金融業界の転職は、企業の採用意欲が高まるタイミングに動くのがベストです。

一般的には年度の切り替え時期(春・秋)がチャンスといえます。

転職を考える際のポイントは次のとおりです。

  • 春(3〜5月)・秋(9〜11月)は採用ニーズが高く求人が増える
  • 20代後半〜30代前半は「ポテンシャル採用」が狙いやすい
  • 30代後半以降は「即戦力」や「専門性」が重視される
  • 好調な採用市況では、ポジションが早く埋まるため早めの行動が重要
  • 転職エージェントに相談して、市場動向を把握しておくとタイミングを逃さない

仕事が落ち着いてからではなく、採用ニーズが高い時期に動くのがおすすめです。

転職エージェントを活用して金融業界でキャリアを広げよう

金融業界で理想のキャリアを実現するためには、業界知識の理解と同じくらい、情報をどう活用するかが重要です。

転職エージェントは、求人紹介だけでなく、市場動向や企業文化など、個人では入手しづらい情報を提供してくれます。

また、キャリアアドバイザーとの面談を通じて、あなたの強み・価値観・将来ビジョンを整理できるのもメリットです。

客観的な視点からアドバイスをもらうことで、転職活動の方向性を明確にし、長期的なキャリア形成にもつながるでしょう。

もし「自分に合う業界・職種がわからない」「転職すべきタイミングに迷っている」と感じているなら、まずはエージェントの無料相談を活用してみてください。

金融専門のアドバイザーと一緒に活動できれば、あなたの経験を最大限に活かせる転職先がきっと見つかるでしょう。

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WRITERライター情報

プロフィール画像

高稲祐貴

株式会社b&q 代表取締役

東京都立大学在学中にマレーシアにおけるコミュニティ事業の立ち上げを経験。日本帰国後にプロップテックベンチャーに創業メンバーとしてジョインし、COO執行役員としてHR事業をはじめとした複数の事業開発と事業推進に従事。2023年に東証プライム上場企業にグループインし、グループ企業役員を経験。2023年に人材HR領域を事業ドメインとした株式会社b&qを創業し、採用支援事業や人材紹介事業を行う。