おすすめ就活サイト14選!27新卒向けにメリット・選び方を解説
2027年新卒の学生は、すでにインターンシップ情報を確認したり、内定獲得に向けて動き出したりしている方もいるかもしれません。
今回は、これから利用サイトを探そうとしている方や、サイトの違いについて気になっている方へ向けて、おすすめの就職サイトを14社紹介します。
最後まで読んで、今できることから始めていってみてください。
この記事でわかること
・おすすめ求人検索型サイト
・おすすめスカウト型サイト
・就活サイトのメリット
おすすめ就活サイト【求人検索型】
サイト登録後、自身で求人を検索するスタイルの就活サイトを5社紹介します。
それぞれのサービスの強みや特徴を解説していきます。
マイナビ

参照:マイナビ
25年以上の歴史と実績がある新卒就活サイトです。
大手企業からベンチャーまで幅広い企業の掲載がされており、大学との結びつきも強いため、最新の就活情報やイベントの情報を把握することができます。
業界や企業規模問わず、多くの求人を見たいならまずは登録しておくと安心でしょう。
| 運営会社 | 株式会社マイナビ |
| 所在地 | 東京都千代田区一ツ橋一丁目1番1号 |
| 代表 | 代表取締役 社長執行役員 土屋 芳明 |
| 求人数 | 約2万社(2025年10月時点) |
| サービスの特徴 | 認知度・知名度が高い媒体 大手企業の求人も多数掲載されてい る幅広い業界の求人が掲載されている 就活イベント・コラムなどのコンテンツが豊富 |
リクナビ
マイナビと並び、高い認知度を持つ新卒の就活サイトの1つがリクナビです。
OpenESによるまとめて応募機能や、事前にアンケートに回答するだけでおすすめの企業を紹介してくれるAIマッチング機能など、初めて就職活動をする学生に寄り添ったサービスを多く展開してくれています。
インターンシップ情報の掲載も多いため、大学生になったら早めに登録しておくと情報収集しやすくなるでしょう。
| 運営会社 | 株式会社リクルート |
| 所在地 | 東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー |
| 代表 | 代表取締役社長 北村 吉弘 |
| 求人数 | 非公開 |
| サービスの特徴 | OpenESでまとめて応募が可能 AIによるマッチング機能 実績と歴史があるサイト 幅広い業界・企業群の掲載がある |
キャリタス就活

参照:キャリタス就活
「何からはじめたらいいか分からない」という学生にも安心して就活をスタートしてもらえるよう、アドバイザーとのメッセージやりとりが可能で、適職診断などのコンテンツが豊富に用意されているサイトです。
業界マップや企業ランキングで、自分の思考を広げるサポートをしてくれるため、どのような企業があるのか知りたい方や、マッチする業界を調べたい方にぴったりでしょう。
| 運営会社 | 株式会社キャリタス |
| 所在地 | 東京都文京区後楽2-5-1 飯田橋ファーストビル9階 |
| 代表 | 代表取締役社長 新留正朗 |
| 求人数 | 16万件 |
| サービスの特徴 | 選考・インターンシップの口コミが豊富に掲載 就活フォーラムが随時開催 アドバイザーがフォローしてくれる |
Wantedly
「共感採用」を重視する企業の掲載が多く、自社の理念や思いを豊富に掲載した求人広告が特徴的なサイトです。
大手企業の掲載もありますが、メインはベンチャー企業や中小企業が多く、仲間として加える社員への思いや、これまで会社を成長させてきたストーリーを詳しく知ることができます。
会社の雰囲気を知りたい方や、給料や勤務時間などの数値化できない部分を重視して就職活動を進めたい学生にピッタリです。
| 運営会社 | Wantedly株式会社 |
| 所在地 | 東京都港区白金台5-12-7 MG白金台ビル4F |
| 代表 | 代表取締役CEO 仲 暁子 |
| 求人数 | 非公開 |
| サービスの特徴 | ユーザーの7割が若手人材 企業文化や理念などの書き込み割合が多いため、気になる人に適している 新卒だけではなく中途やインターンシップもまとめて検索可能 |
外資就活ドットコム
「外資就活ドットコム」は、外資系の企業かつ就職難易度の高い企業の求人も多数取り扱っている媒体です。
経営者との距離が近いコンサルの仕事や、有名大手メーカーの仕事など、人気の高い企業と優秀な学生をマッチさせることを目的としています。
会員登録することで、先輩の体験記を読めたり、選考対策コラムを覗くことができるのも魅力的です。
他にないレア求人を見つけたいなら登録しておくと良いでしょう。
| 運営会社 | 株式会社ハウテレビジョン |
| 所在地 | 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー28F (2026年2月より移転) |
| 代表 | 代表取締役 音成 洋介 |
| 求人数 | 非公開 |
| サービスの特徴 | MARCHの学生や東大生の利用も多い就活サイト コンサル業界や外資系メーカーなどの企業掲載が豊富 |
おすすめ就活サイト【スカウト型】
サイト登録後、企業からスカウトが届くスタイルの就活サイトを7社紹介します。
検索型の求人サイトと併用して利用する学生も多いため、それぞれの特徴を整理しておきましょう。
ONE CAREER

参照:ONE CAREER
「ONE CAREER」は、難関大学生や文系学生に特に多く登録されているスカウト型の就活サイトです。
魅力の1つに、プロフィールの登録内容はもちろん、閲覧履歴やサービスの活動履歴を踏まえて、より適した企業とのマッチングを目指した高い精度のスカウト機能があります。
また、就活初期・中期・後期と、おかれているフェーズに対して的確なコンテンツを用意してくれているため、内定を取るまで一貫して使いやすいでしょう。
| 運営会社 | 株式会社ワンキャリア |
| 所在地 | 東京都渋谷区桜丘町20-1 渋谷インフォスタワー16階 |
| 代表 | 代表取締役社長 執行役員CEO 宮下 尚之 |
| 求人数 | 非公開 |
| サービスの特徴 | プロフィールだけではなくサービスの活動履歴に基づくスカウト機能 企業ごとのリアルな口コミ |
ビズリーチキャンパス

参照:ビズリーチキャンパス
出身大学のOB・OGとつながることをコンセプトにした就活サイトで、OB・OG訪問のコツや先輩が就職した企業のリアルな情報を知ることができるサービスです。
自分の大学にあった限定の支援やサポートを受けられ、国内118大学の情報が登録されています。
同じ企業でも、普通に選考を受けるよりリードしやすくなるため、先輩が就職している気になる企業がある場合や、自分の大学から他の人がどのような企業に就職しているのか気になる方はぜひ登録してみてください。
| 運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
| 所在地 | 東京都渋谷区渋谷2-15-1 |
| 代表 | 代表取締役社長 酒井 哲也 |
| 求人数 | 非公開 |
| サービスの特徴 | OB・OGのコネクションをフルに活かした就職活動が可能 出身大学の限定情報も得やすい |
dodaキャンパス

参照:dodaキャンパス
「dodaキャンパス」は、教育業界をけん引する株式会社ベネッセホールディングスと人材業界を網羅するパーソルキャリア株式会社が共同で設立した会社が運営しているサービスです。
そのため、就活に特化しているだけではなく、学生を教育面からも支えることを目指したサービスを展開しています。
| 運営会社 | 株式会社ベネッセ i-キャリア |
| 所在地 | 東京都新宿区西新宿2-1-1 新宿三井ビルディング32階 |
| 代表 | 代表取締役社長 風間 直樹 |
| 求人数 | 累計実績 11400社以上 |
| サービスの特徴 | キャリアノートの記入で、オファー受信99% ベネッセ独自の適性診断で自己分析が可能 豊富なオンラインイベントの開催 |
サポーターズ

参照:サポーターズ
サポーターズは、ITエンジニアを目指す就活向けの就職支援サービスです。
ITエンジニア志望学生向けサービスとしては国内最大級であり、大手人気企業や隠れた優良企業への就職を支援しています。
多くの著名人が登壇するテックカンファレンスを始め、ものづくりができるハッカソン・技術勉強会などを年150回程度開催しています。
就活のスケジュール感からエンジニアのスキルアップまで、1から就活を始める学生でも安心してサービスを利用できるでしょう。
サポーターズの強み
- エンジニア就活を学べるセミナーがある
- 他の就活生や先輩の就活をみれる学生コミュニティ
- エンジニアとしてのスキルアップを支援
| 運営会社 | 株式会社学情 |
| 所在地 | 東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX9階 |
| 設立 | 2012年4月2日 |
| 企業URL | https://corp.supporterz.jp/index.html |
Re就活キャンパス

参照:Re就活キャンパス
会員数60万人超えのダイレクトリクルーティング型就活サイトです。
サイトからはインターンや求人検索ができるのはもちろん、動画が差し込まれたスカウトを受け取ることができるなど、独自のサービスも豊富に用意されています。
トップページに朝日新聞デジタル版の掲載もあるため、面接で聞かれることが多い時事ネタ対策にもピッタリです。
| 運営会社 | 株式会社学情 |
| 所在地 | 東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX9階 |
| 代表 | 代表取締役会長 中井清和 代表取締役社長 中井大志 |
| 求人数 | 1万件 |
| サービスの特徴 | ダイレクトリクルーティング型就活サイト 大学1~3年までインターンシップの検索が可能 |
キミスカ

参照:キミスカ
企業の本気度が分かるスカウトサービスを展開しているのが「キミスカ」です。
スカウトは、ゴールド・シルバー・ノーマルの3種類用意されており、ゴールドスカウトを得られるのは全体の4%に限られています。
毎日のようにスカウトを受け取っていると、読み流すことも増えてしまいますが、スカウトに優先度がつけられていることで、より興味を持って選考に臨みやすくなるでしょう。
| 運営会社 | 株式会社グローアップ |
| 所在地 | 東京都港区東新橋1-9-2 汐留住友ビル25F |
| 代表 | 代表取締役 加藤佑基 |
| 求人数 | 累積導入アカウント6500社以上 |
| サービスの特徴 | スカウトの優先度が3種類に分かれている 登録者限定のイベントが開催 |
OffrBOX

参照:OfferBOX
口コミを中心に学生登録数を伸ばしているのが「OffrBOX」です。
プロフィール登録をしておくだけで、企業からオファーが届きます。
自身の希望業界だけではなく「こんな業界知らなかった」という出会いにつながるでしょう。
また、学歴によるオファー受信数に偏りもありません。
アプリも用意されているため、自分のニーズを確かめたい学生は登録しておくと良いでしょう。
| 運営会社 | 株式会社i-plug |
| 所在地 | 大阪府大阪市淀川区西中島五丁目11番8号 セントアネックスビル3階 |
| 代表 | 代表取締役CEO 中野智哉 |
| 求人数 | 累計利用企業数 2万1462社以上 |
| サービスの特徴 | 学歴関係なく利用しやすい オファーサイトアプリの利用も可能 |
TECH OFFER

参照:TECH OFFER
「TECH OFFER」は理系学生のための就活サービスを展開しているサイトです。
これまで研究してきた内容や、学部などを踏まえてより専門性の高いマッチングが期待できます。
研究や課題に追われ、文系学生より就活に専念する時間が取りにくいのが理系学生の特徴です。
そんな状況を踏まえて、短時間でも効率よく希望の応募先を探すことができるオファー型就活サイトになります。
| 運営会社 | 株式会社テックオーシャン |
| 所在地 | 東京都文京区後楽2-2-23 住友不動産飯田橋ビル2号館 7階 |
| 代表 | 代表取締役 CEO 上土 達哉 |
| 求人数 | 非公開 |
| サービスの特徴 | 理系学生に特化した就活サイト 企業との共通点を割り出して高いマッチングを行うシステム 理系の就活ノウハウが知れる |
チアキャリア

参照:チアキャリア
成長企業やベンチャー企業、スタートアップ企業など、今後伸びていく期待がされる企業をメインとした就活サイトです。
通常の就活サイトでは、大手企業に埋もれて探しにくくなってしまう企業も、チアキャリアであればしっかりピックアップしてくれるため、思いがけない出会いにつながる可能性も高くなります。
会社と一緒に自身も成長していきたいと考える学生にピッタリです。
| 運営会社 | 株式会社Cheer |
| 所在地 | 東京都渋谷区本町2-33-2-3F |
| 代表 | 代表取締役 平塚 ひかる |
| 求人数 | 438件(2025年10月25日時点) |
| サービスの特徴 | 成長企業やベンチャー企業の掲載が多い 社長のインタビュー記事なども豊富に用意されている |
就活サイトのメリット
就活サイトを利用するメリットは4つあります。
幅広い企業情報を一括で比較できる
1つ目のメリットは、数千〜数万社にも及ぶ求人情報を横断的に検索・比較できる点です。
業界や職種、勤務地、企業規模など、さまざまな条件を組み合わせて検索できるため、自分の興味に合った企業を効率よく見つけられます。
たとえば「総合職・神奈川勤務・成長企業・営業職」といった条件を設定することで、希望エリアで大手からベンチャーまで幅広く比較検討が可能です。
さらに、企業ページでは募集要項や事業内容、社員の声などがまとめて確認できるため、業界研究にも役立ちます。
就活を始めたばかりの時期でも、多くの企業を一覧で把握できることで視野が広がり、自分に合った業界を見極めやすくなるでしょう。
自分に合う企業と出会いやすい
2つ目のメリットは、高いマッチングが期待できる点です。
就活サイトの中には、プロフィールを登録することで企業からスカウトが届く「スカウト型サービス」も増えています。
自分の強みや興味、志向性などを入力しておくと、それらの情報をもとに企業側が「ぜひ会いたい」と感じた学生へ直接オファーを送ってくれる仕組みです。
たとえば、ベンチャー志向の学生が「主体性」「挑戦意欲」などをアピールした結果、急成長中のIT企業からスカウトを受けられるかもしれません。
自分では気づかなかった業界や企業と出会える可能性が高まり、自己分析の結果を反映したマッチング精度の高い出会いが期待できます。
受け身ではなく“企業から見つけてもらう”就活スタイルは、効率的かつ納得感のある企業選びにつながるでしょう。
エントリー管理・スケジュール管理がしやすい
3つ目のメリットは、応募履歴や説明会情報、選考日程などを一元的に管理できるため、スケジュールの抜け漏れを防ぎやすくなる点です。
企業へのエントリー状況や面接日を自動で整理してくれる機能も多く、複数社を同時進行で受ける際に特に便利でしょう。
たとえば、ある学生は10社以上にエントリーしていたものの、「マイページ」で応募締切や面接予定を一覧で確認できたおかげで、混乱することなく選考を進められたという事例もあります。
また、説明会の予約やキャンセル、リマインド通知などもワンクリックで操作できるため、忙しい就活時期の負担軽減が可能です。
情報を一括で整理できる環境は、効率的な就活の強い味方といえるでしょう。
ESや面接対策の情報が充実している
4つ目のメリットは、先輩の体験談や選考レポート、エントリーシート(ES)の例文など、実践的なノウハウを閲覧できる点です。
実際に内定を獲得した学生のESや面接内容を参考にすることで、企業ごとの質問傾向やアピールのコツをつかみやすくなります。
新卒の場合、ESの課題内容もユニークなものを求められることも多いです。
どのように考えれば良いか悩んだ際に、先輩の記入事例などを参考にすると、思考のヒントを得ることもあるでしょう。
リアルな体験に基づく情報は、就活の対策本では得られない実践的な学びを提供してくれます。
面接対策記事や動画講座なども充実しているため、面接の事前準備にも役立つはずです。
就活サイトのデメリット
就活サイトを利用する際のデメリットもあらかじめ把握しておきましょう。
以上、3つの内容を詳しく解説していきます。
情報量が多すぎて迷いやすい
1つ目は、就活サイトの大きな特徴である「豊富な情報量」が、逆に多すぎて迷ってしまう要因となる点です。
数万件もの求人情報の中から良い求人を選ぶには、自分の志向や価値観が定まっていないと難しいでしょう。
よく分からないまま、「とりあえず応募してみよう」といった行動に陥りがちです。
結果として、企業選びの軸がぶれてしまい、選考中にモチベーションが下がることもあります。
そのため、就活サイトを使う際は、まず自己分析をしっかり行い、自分のやりたいこと、大切にしたい条件を明確にしておくことが大切です。
もしどうしても選択肢を絞りきれない場合は、就活エージェントに相談しながら並行して進めても良いでしょう。
スカウト型に頼りすぎると受け身になる
2つ目は、スカウト型の就活サイトは、企業から直接オファーが届く点が魅力ですが、待つ姿勢に偏りすぎるとチャンスを逃す可能性もある点です。
企業はあくまで登録情報をもとに学生を選定しており、プロフィール内容や志向が十分に伝わっていない場合、マッチする企業から声がかからないこともあります。
そのため、スカウトを待つだけでなく、自分からも興味のある業界や企業を積極的に調べ、エントリーする姿勢が大切です。
たとえば、スカウトを受けた企業に加えて、自分で気になる企業の説明会に参加することで、より幅広い視野で就活を進められます。
受け身ではなく、自ら情報を取りに行こうとすることが成功のカギです。
情報の鮮度や正確性に差がある
3つ目は、就活サイトに掲載されている情報は非常に便利ですが、すべてが常に最新とは限らない点です。
中には、企業の採用情報が更新されていなかったり、募集がすでに終了していたりするケースも見られます。
特に選考スケジュールや採用方針などは変わることが多いため、就活サイトだけを頼りにすると誤った判断をしてしまうリスクがあります。
たとえば、求人票を見て応募したものの、実際には募集が締め切られていたという学生の声もあります。
そのため、気になる企業を見つけたら、公式サイトや採用ページを必ず確認することが大切です。
就活サイトを使いこなすポイント
上手に就活サイトを使いこなすための、4つのポイントを紹介します。
自己分析をもとに軸を明確にする
就活サイトを最大限に活用するには、まず自分が何を大切にするかを明確にしておくことが大切です。
自己分析を通じて、自分の価値観や得意分野、働き方の希望を整理しておくと、求人検索やスカウトの精度を数段上げることができます。
たとえば「安定より成長を重視」「チームで成果を出す環境が良い」といった軸を持つことで、数多くの求人の中から自分に合う企業を効率よく絞り込めるでしょう。
逆に軸があいまいだと、魅力的に見える求人に流されてしまうかもしれません。
登録前に自己分析ツールやキャリア診断を活用し、自分の方向性を明確にしておくことが、納得のいく就職活動への第一歩になります。
求人検索型とスカウト型を併用する
就活サイトには、自分で求人を探す「検索型」と、企業から直接声がかかる「スカウト型」があります。
どちらか一方に偏るのではなく、両方をうまく使い分け、出会いの幅を広げましょう。
検索型を使えば、自分の希望条件に合う企業を主体的に探せますし、スカウト型では思いがけない企業からオファーが届くチャンスもあります。
たとえばIT業界志望の学生が、スカウト型サイトで中堅メーカーのデジタル部門に出会い、新たな可能性に気づくかもしれません。
「自ら動く」+「見つけてもらう」という両輪で進めることで、スピードと選択肢の両方を高められるのが大きなメリットです。
プロフィールやES情報を定期的に更新する
スカウト型サイトでは、プロフィールや自己PR、ES情報を定期的に更新することが非常に重要です。
多くの企業は最新情報をもとにスカウト対象を検索しており、更新頻度が高いほど企業の目に留まりやすくなります。
また、検索型サイトでも最新データが登録されていることで、企業側の検索結果に表示される可能性が上がります。
たとえば、自己PRを半年ぶりに更新した学生が、更新後すぐに複数の企業からスカウトを受けた事例もあります。
経験や活動内容が変化したタイミングでこまめに見直しを行うことで、より正確に自分をアピールでき、チャンスを逃さずつかむことができます。
情報をうのみにせず、企業HPや口コミも確認
就活サイトは便利な情報源ですが、掲載内容だけで判断するのは危険です。
サイト上の情報は企業が発信している一面にすぎず、最新状況や社風、働き方などは実際に異なる場合もあります。
そのため、気になる企業を見つけたら、必ず公式サイトの採用ページやIR情報をチェックし、客観的なデータも確認しましょう。
さらに、OB・OG訪問や口コミサイトを通じて、現場の声を聞くことも大切です。
たとえば、サイトでは「風通しの良い職場」と書かれていても、実際の社員の声を聞いて印象が変わるケースもあります。
多面的に情報を集めて判断することが、ミスマッチを防ぐ最善の方法です。
就活サイトの選び方
多くの就活サイトから、自分に適したサイトを登録するために、選ぶポイントを4つ紹介します。
自分の就活スタイルに合うサイトを選ぶ
就活サイトを選ぶ際は、まず「自分がどんなスタイルで就活を進めたいか」を明確にすることが大切です。
自分で主体的に求人を探したいタイプなら、検索機能が充実したサイトが向いています。
一方で、企業からのスカウトを受けて出会いを広げたい人には、逆求人型のサイトがぴったりです。
たとえば、「自分で比較・検討したい派」はリクナビやマイナビなどの王道サイトが使いやすく、「スカウトを活用して視野を広げたい派」はOfferBoxやキミスカのようなサービスが合っています。
自分の行動スタイルに合わせて選ぶことで、就活の進めやすさや効率が大きく変わります。
サイトの得意領域を見る
就活サイトにはそれぞれ得意とする分野や業界があります。
たとえば、大手志向の学生には「リクナビ」「マイナビ」など総合型サイトが適しており、幅広い企業情報を網羅できます。
一方、ベンチャーや成長企業志向の学生には「Wantedly」や「キミスカ」、「チアキャリア」などのサイトがおすすめです。
これらは企業文化や働く人の価値観を重視して紹介しており、企業との距離が近い点が特徴です。
また、業界特化型のサイト(IT系、メーカー系、外資系など)を併用することで、より深く自分に合った企業を見つけやすくなります。
自分の志向や興味に合ったサイトを選ぶことで、情報の質とマッチ度が格段に高まります。
情報量とサポート機能の充実度で選ぶ
就活サイトを比較する際は、掲載企業数だけでなく、サポート機能の充実度にも注目しましょう。
企業情報だけでなく、ES例文・先輩の体験談・オンラインイベント・AIによる適職診断など、学びながら動ける機能があるサイトは非常に便利です。
たとえば、OfferBoxでは自己分析ツールを通じて自分の強みを可視化でき、マイナビでは就活講座やセミナー情報が充実しています。
このように、単なる求人検索だけでなく「自分を成長させながら就活を進められる」サイトを選ぶことで、より戦略的に就職活動を進めることができます。
口コミや利用実績も参考にする
就活サイトを選ぶときは、実際に利用した先輩や学生の口コミ、SNSでの評判も確認しておくと安心です。
利用者数や内定実績、大学との提携状況なども信頼性を判断する大きな指標になります。
たとえば、「登録者数が多い」「サポートが丁寧」「スカウトの質が高い」といった評価が多いサイトは、満足度が高い傾向があります。
また、口コミを通じてサイトごとの特徴や使い勝手を知ることで、自分に合ったサービスを選びやすくなるでしょう。
複数のサイトを比較しながら、情報の信頼性と実績を基準に選定することが、後悔のない就活サイト選びにつながります。
就活サイトを上手く活用しよう!
検索型とスカウト型の就活サイトを併用して活用することで、思考を整理できたり、新しい出会いにつなげられたりします。
また、OB・OGのコネクションを活かしたサービスや、理系学生専門のサービスなど、サイトによって異なる特色を活かすことも重要です。
複数の就活サイトを利用して、悔いのない就職活動を目指しましょう。